カンボジア国立小児病院給食支援寄付先:子ども・教育
メンテナンス中のため、しばらくご利用できません。
栄養のある給食を食べることができます。
あなたのご寄付は、カンボジア初となる、カンボジア国立小児病院での給食支援をはじめとして、カンボジアの子どもたちを元気にするための活動に役立てられます。
※活動には、給食支援のほか、同病院での医療支援、農村の子どもたちが健康的に暮らせるようになるための支援が含まれます。ご寄付は、最も緊急性が高い活動に充てさせていただきます。
Kiftからの寄付実績
皆さま、ご協力ありがとうございました。今後とも、引き続き、よろしくお願い致します。
2015年7月度~2016年3月度 | 280円 |
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サイト開始~2015年6月度 | 7,456円 |
寄付先団体概要
組織名 | 公益財団法人 国際開発救援財団(FIDR「ファイダー」) |
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ウェブサイト | http://www.fidr.or.jp/ |
活動内容 |
1990年に発足。カンボジアやベトナムなど東南アジア地域を中心に、医療・保健衛生、教育、農業、収入向上などの支援事業や、緊急援助事業を行う国際協力NGO。カンボジアでは1993年に活動を開始。 理事長:飯島 延浩(山崎製パン(株)代表取締役社長) |
あなたの寄付はこんなふうに使われます 〜カンボジア国立小児病院給食支援〜
どうして行うことになったの?
東南アジアのなかで、最も子どもの死亡率の高いカンボジア。この国には、治療の一環としての病院給食がありません。FIDRは、1996年以降、首都プノンペンにある国立小児病院(National Pediatric Hospital: NPH)を拠点に小児外科医療の発展を支援してきました。NPHでは、入院患者の栄養状態が悪く、病院が適切な食事を提供できていないために、治療の効果が上がりにくいという課題がありました。
これまでのNPHの給食は1日2回、午前にご飯とスープ、午後にご飯のみという簡素なもので、栄養への配慮はされていませんでした。また、患者の家族が厨房まで受け取りに来るシステムで、用意できる給食は患者の3〜4割分のみであったため、受け取れなかった患者は外から買ってくるなどしていました。 患者の子どもたちへの治療効果を高めるためにも、栄養バランスの取れた給食が必要とされています。そこでFIDRは、NPHが自立的に入院患者に適切な病院給食を提供できるようになることを目指して、2006年より、「国立小児病院給食支援プロジェクト」を開始しました。
プロジェクト内容
- 給食施設の改善:2007年4月に新しい給食棟を建設。以後、必要な器材を配備しています。
- 1日3食の給食実施:治療の一環としての病院給食を、朝、昼、夕の1日3食提供しています。患者の病態に即した給食(豆乳、軟菜食など)も順次導入されています。
- スタッフレーニング:カンボジアには栄養の専門家がいないため、日本から管理栄養士を派遣するとともに、様々な研修を通じて、給食運営を担うスタッフを育成しています。
- 栄養教育:患者の子どもや家族を対象に、基本的な栄養教育を行います。
寄付により実現すること
- 入院中の子どもたちが、栄養に配慮された1日3食の給食を食べることができ、健康の回復につながります。これは、カンボジア初の試みです。
- カンボジアの人々が、栄養や病院給食の運営方法を学び、自分たちで給食運営を担う力をつけることができます。
- 患者の子どもや家族が、栄養について基本的な知識を学び、日頃の食生活を改善することにつながります。
将来は、他の病院に給食運営の取り組みが広がったり、人々が食生活の中で栄養に配慮したりすることで、カンボジアのたくさんの子どもたちが元気になることが期待されます。